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ナデシコ科 ナデシコ属

・・・宿根草、1・2年草

草丈・・・50cm前後


原産国 ヨーロッパ、中国、日本、北アメリカ
花言葉 婦人の愛(セキチク)、器用(ヒゲナデシコ)、野心(紅花)
才能(白花)、拒絶(絞り)
植え方
<種まき>
   春まき・・・3〜4月
   秋まき・・・9〜10月
          ただし、ヒゲシナデシコは7〜8月上旬に!
          遅くまくと翌年に咲かないことがあります。

<蒔き方>
1.トロ箱などの平箱に水はけのよい土(赤玉土5:砂2:ピートモ
  ス3が理想)を入れて、4〜5cm間隔に浅いまき溝を切って、
  あらめに筋まきをします。

2.軽く覆土して水をたっぷり与え、新聞紙などで覆っておくと、1
  週間ほどで発芽します。

3.発芽し終えたら覆いをとり、日に良く当てます。本葉が4枚ほ
  どになったとき別の箱に10x10cm間隔で植え広げ、10日に
  1回薄い液肥を与えます。

4.3月に入ったら株間に化成肥料を少量与えると、下旬には
  花壇 に植えられるようになります。 

5.花壇への植え付けは12〜15cm。浅植えにならぬよう注意し
  て下さい。
管理
*寒さには強いのですが、寒地では霜よけ程度の防寒(マルチ)
 を。

*冬でも土が乾いたら水をたっぷり与える事。

*四季咲きのナデシコは、花が咲き終わったころ、根元近くまで切
 り戻すと、また元気なわき芽が出てきます。

増やし方
*春のうちに挿し芽で子苗を作っておくと、親株より容易に夏越し
 します。余分な茎を5〜6cmの長さに節下で切って挿し、半日
 陰におけば、3週間ほどで発根し、鉢上げ出来ます。

雑学
*ナデシコの属名は<ダイアンサス>です。

 ダイ・・・ギリシャ語のディオス(最高神ゼウス=ジュピター)に基
 づくといわる。
 
 アンサス・・・花と言う意味。

 よって、「最高神ジュピターの花」と言う神聖な名を持つ。

*日本では秋の七草として親しまれ、愛らしい花の様子を愛児に
 なぞらえて「撫でし子」と呼ばれたそうです。



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