< バラの香り >


バラの香りは?と聞かれて、どんな香りを思われますか?
甘い香り? ローズティーの香り? それとも・・・香水のような香り?

バラには色々な種類の香りがあります。
でも、人によって随分感じ方が違いますので、一概には言えません。

好き好きあるでしょうし、ここでは、ちょっとその香りの
大雑把な種類について書かせて頂こうと思います。o(*^^*)o

品種改良によって、その分け方も多岐にわたっていますので、
「こんな感じかな〜♪」って思って頂けたら嬉しいです。
是非、バラ園へ行った時など、ご自分で感じてみて下さい。
そしたら、また楽しみが増えると思いますよ♪


香りの種類 特  徴
ダマスク・クラシック系
ダマスク・ローズの
濃厚な甘さと、ガリカ・ローズの華やかさを兼ね備えた香り。香水の原料としてよく使われています。

(オールド・ローズや原種など)


ダマスク・モダン系
ダマスク・クラッシックの香りを受け継ぎながら、
芳香がより洗練された香りです。本によれば<情熱的>と言う表現を使っておられることもあります。

ミルラ系
ミルラとは<没薬(もつやく)>の事で、エジプトでミイラ製造の防腐剤や薫香料に用いたそうです。その香りに似ています。って、ミイラの香りって?

(イングリッシュ・ローズなど)


ティー・ローズ系
ティー・ローズからハイブリッド・ティー系のバラに受け継がれた香りです。名前の通り、
紅茶のような香りです。上品で優雅な甘さがあります。

(チャイナ・ローズやモダン・ローズなど)


フルーティー系
名前の通り、
果物のような香りです。ダマスク・クラシックとティーの成分が混じり、果実の香りに近くなったと言われています。
ピーチやアップル、アプリコットなど、その表現はさまざまです。


ブルー系
ダマスク・モダンとティーの香りの成分が混ざった独特な香りで、ブルー系のバラ特有の香りとされています。
スパイシー系
ダマスク・クラッシックの香りを基調としながら、料理などに使われるクローグの香りが混ざったような、少しツンとした
酸味のある香りです。



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